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ジュエリー豆知識その3 「プラチナの歴史」
「プラチナ」の和名は「白金」・・・でも金じゃない!!
こんばんは、ichiです。
さて、レアメタルと言われる金属の中でもかなり高価な部類に入る「プラチナ」
融点は1,768度と、銀や金に比べてかなりの高温じゃないと溶けません。
その為、現在のようなデザイン、加工方法になったのは意外と最近なんです。
↑「PT900ダイアモンドペンダント、PT900・K18ダイアモンドピアス」
一般的にイメージするプラチナジュエリーの形は、長い歴史の中では結構最近から。
プラチナが誕生したのは20億年も前らしいです。
ちなみに最古のプラチナ製品はこちら↓
紀元前720年頃エジプト 「テーベの小箱」
現在はルーブル美術館にあるそうです。
エジプトは金!ってイメージでしたが、プラチナも使ってたんですね。
↑「ネコモチーフのエンゲージリングPt900」
エジプトではネコは神聖な生き物だったなので、ネコ繋がりです。
10世紀頃には南米でも使用されてたプラチナ
でも、まだ溶かして指輪にやペンダントにって程の加工は出来ず
粒上の粒金細工として使用されていたそうです。
16世紀頃は、スペイン軍が中南米からプラチナを銀と間違えて持ち帰ったものの
銀の加工方法ではプラチナを扱うことができず、廃棄処分になったという・・・
今だったら大変な事件ですね笑
実は当時のヨーロッパでは、プラチナって知られていなかったのです。
じゃぁ、いつからジュエリーっぽくなったのか?
・・・それは、18世紀頃、ルイ16世の頃ぐらいでしょうか?
って!10世紀の南米から数えること約800年!!
プラチナの下積み時代は長かった。。。
でも、プラチナのジュエリーとしての価値を現在にまで高めたのは
カルティエの3代目 ルイ・カルティエです。
カルティエがプラチナの加工方法を飛躍的に高めた事で
現在のようなジュエリーとして発展しました。
カルティエ・・・さすが一流ブランドですね!
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