ライブスブログ
４月の誕生石は「ダイアモンド」その３
「ダイアモンド」と「ダイヤモンド」・・・どっちが正解？
・・・どっちも正解だと思います。「ダイアモンド」派のichiです。
さぁ、今回で３回目
４月の誕生石は「ダイアモンド」その３です。
前は、ダイアモンドがカットされ始めた当初のカット「ローズカットダイアモンド」についてでした。
今回は「ブリリアントダイアモンド」がメインですね。
さてさて、「ブリリアントダイアモンド」のカット面は何面あるか知っていますか？
↑「ハートカットダイアモンドとブリリアントカットのダイアモンド」
何面か実際に数えた事のある人・・・は実際にいないと思いますが。。。
ブリリアントカットは５８面（キューレットがカットされていなければ５７面）と決まっています。
数学者によって計算され尽くしたブリリアントカットの５８面は、ダイアモンドに入った光を全て正面に放ちます。
こんなにも凄いブリリアントカット、ダイアモンドの「４Ｃ」で言う所の「カット」に分類されます。
「４Ｃ」ってのは「カット（研磨）」「カラー（色）」「クラリティ（透明度）」「カラット（重さ）」の４つの事です。
そして、ダイアモンドの「４Ｃ」で唯一
人が手を加える事で評価が上がるのが「カット（研磨）」です。
個人的には「カット（研磨）」が一番ダイアモンドの輝きに重要だと思ってます。
そこら辺を書いてしまうと終わらないので・・・詳しく知りたい方はご来店ください。
さてさて、「ブリリアントカット」のダイアモンドは凄く綺麗です。輝いてます。
・・・でも！！！
カットでは表現できないモノがあるとしたら？？
そう、宝石マニアなら知っているハズです。
「インクルージョン（内包物）」って世界があることを・・・
注：ここから先はかなりヲタクな内容です。・・・ご注意ください。
「インクルージョン」とは、宝石（鉱物）の中にある異物や亀裂を指します。
名称は様々で、「チューブ」「シルク」「オイル」「液膜」「フェザー」 「ルチル」等々・・・例えば、ルチルクォーツは「ルチルインクルージョン」入っているクォーツ（水晶）の事です。エメラルドには「ホースヘアー」という馬の尻尾によく似たインクルージョンがあったり・・・ダイアモンドには縦に入った羽根のような亀裂「フェザー」スタールビーやキャッツアイサファイアは「チューブインクルージョン」が何本もあって初めて光が生まれます。デュモルチェライトinクォーツはデュモルチェライトが内包物なんですよ。そういう意味では水晶は凄く多くの内包物を見る事が出来ます。「オイルイン」のクォーツで３相インクルージョンなんかもう感激もので・・・
・・・スミマセン。暴走してました。
気を取り直して・・・もちろんダイアモンドにも「インクルージョン（内包物）」が存在します。
ただ、綺麗なインクルージョンの入ったダイアモンドは希少な為、あまり市場には出回りません。
ライブスにも一点だけ「とっておき」のダイアモンドがあります。
それがこちら！！
↑「クロス・ダイアモンド（スライス）」
見たことある方・・・いらっしゃいます？
鑑別所に「天然ダイアモンド」と明記されるこのダイアモンド
もちろん、クロスの模様は天然の内包物です！！
しかも！単純なクロスの模様だけじゃなく、中心の黒いクロスと外側に透明なクロスが確認できる！
「ブリリアントカット」じゃないとダイアモンドじゃない・・・なんて思っているそこのアナタ！！
自然が作り出した奇跡みたいなクロスの模様を是非見に来てください！
４月の誕生石は「ダイアモンド」その１はコチラ
４月の誕生石は「ダイアモンド」その２はコチラ
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