ライブスブログ

こんにちは　宝飾加工担当の佐藤です。

本日も修理のご紹介です。

今回は他所でカットされたリングの修復とサイズ直しです。
お持ち込みいただいた状態は1回切り始めて途中で断念して、
2箇所目でカットされています。

元の号数はわかりませんでした。

こちらがお持ち込み時の状態です。

1箇所は通常のサイズ直しをします。

もう１箇所はレーザー溶接で肉盛りして切った部分を 直します。

今回の注意点はダイヤが近くにあるので、
溶接の際にダイヤを傷めないように注意しながら作業を しないといけません。

まずはサイズ直しの部分を直します。

サイズに必要な部分のK18 素材のパーツを制作し、

デザインに合わせて溶接前に成型します。

合わせができたら溶接をします。ダイヤがすぐ近くにあるので、
溶解温度の低い金のロウ材で溶接をします。

こちらが溶接後の状態です。ダイヤは無事に溶接できました。

肉盛り加工は作業に夢中になってしまい、写真を撮り忘れてしまいました。

すみません。

最終の磨き仕上げを行い、完成です。

よそで断られたお修理も取り組んでおりますので、お気軽にご相談ください。

またご覧いただければ幸いです。

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