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トリニティーリングのサイズ直し
こんにちは 宝飾加工担当の佐藤です。
本日も修理のご紹介です。
今回は3種類の貴金属のリングがついた
トリニティーリングの大幅なサイズ直し修理のご紹介です。
16号から30号くらいまで上げます。
素材はプラチナ・イエローゴールド・ピンクゴールドの3種類です。
重ね合わせた状態でサイズの設定がされているので、
通常のサイズ直しと違いリングの厚みと内径の計算で希望のリングサイズを出します。
リング自身もきれいに〇にならないと着脱の際に着けにくくなってしまいます。
まずリングを1本づつ切って目標のサイズに広げていきます。
リングを切る時は製造の状態で溶接あとを探します。
白い紙の上に置くとわかりやすいです。
この溶接あと(ペンでしるしをつけている所)からサイズを大きくする地金を入れてサイズを大きくします。
この溶接部分からサイズ直しをしないと
製造時の溶接とサイズ直しの溶接部分が複数個できて
製品の強度が下がり、のちのち再サイズ直し等で費用がかさんだり
最悪の場合、出来なくなることもあるためです。
すべて切り終わりました。
ここから、サイズに合わせてリング1本づつを目標サイズに広げ、地金をつくってサイズ直しをします。
溶接ができたのでここからリングを〇に成形し、
再度トリニティーになりように、1本仕上げて 2本目3本目のリングを1度切って
リングに組み込み、溶接・仕上げをして完成です。
そして最後に全体を新品仕上げをして完成です。
よそで断られたお修理も取り組んでおりますので、お気軽にご相談ください。
またご覧いただければ幸いです。
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