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貴金属で表現する猫の造形-その①
こんにちは 宝飾加工担当の佐藤です。
今回は久々に来た動物モチーフのオーダーの制作工程のご紹介です。
今回のご依頼はペルシャ猫のリングのオーダーをいただき、
リアルでかわいいデザインのご要望だったので
かたい金属で、やわらかい毛の表現、リアルな猫の造形を表現することの難しさ
を知り、悪戦苦闘したやりがいのある作品でした。
まず制作にあたり、作品の特徴である立体物の表現のできる素材での制作になります。
立体造形に適しているワックス原型というものを使って手作業でつくります。
これがワックスです。ろうそくに素材が違近いもので、削ったり盛付けたりできる素材です。
金属と違い、プラスチック程の硬さのもので これを削って造形していきます。
第一工程は大まかに削って、要らない部分を取り除いていきます。
第二工程はここから猫の顔の特徴を 写真をみながら制作します。
ここも1っぴきではなく ペルシャ猫の画像を沢山見比べて 大まかな特徴と
「かわいい」と言われるペルシャ猫の画像を見比べて 削りだしていきます。
このへんで猫?になってきました。
第三段階は更にリアルな猫の毛並みやペルシャ猫特有の毛並みの表現の細かいところをいじっていきます。
ちなみに大きさは1円玉より小さいです。
この時点で肉眼での制作が厳しくなってきます。
ここからは顕微鏡をつかって 毛並みを彫り込みワックス原型を完成させました。
ワックス原型でお客様にご確認いただき、了承をいただいたら、いよいよ仕上げになります。
次回仕上がりまでのご紹介です。
次の記事→貴金属で表現する猫の造形-その②
またご覧いただければ幸いです。
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