ライブスブログ

こんにちは　宝飾加工担当の佐藤です。

本日は9月の誕生石「サファイア」の特徴と
お手入れについてのご案内です。

サファイアの鉱石名はコランダムといい、
化学組成は酸化アルミニウムです。

ただ、同じコランダムでも　わずか１％程度の微量の鉄を不純物として含むことにより、
ルビーになります。

じつはルビーとサファイアは兄弟なんです。

出典：サファイヤ原石（ミャンマー産鉱物標本）より

また、純粋なコランダムは無色透明で、高い屈折率により強い輝きを示しますが、
宝飾用では使用されず工業製品に使用されています。

サファイア（コランダム）にはカラーバリエーションがあり、
赤を除く、青(紺色)・ピンク・紫色・オレンジ・黄色・緑・無色・黒色
があります。

青　紺色以外の色はファンシーカラーサファイアと呼ばれ、
ファンシーカラーサファイアのなかでも、ピンクがかったオレンジ色をしたものを特に
｢パパラチア（Padparadscha。蓮の花のつぼみの色の意）」と呼ばれ、
希少性の高いものもあります。

続いてお手入れ方法です。

一般的に透明度のある宝石は汚れが付着すると、その汚れが透けて見えます。
こまめに手入れをして宝石の裏の汚れを取るように心がけて下さい。

この汚れの主成分は､汗や化粧品等の油が主体です。

コランダムであるサファイアは熱や薬品にも
比較的強い宝石ですので、ぬるま湯に浸して、
柔らかい歯ブラシで汚れをおとしてください。

おちにくいときは柔らかい歯ブラシに中性洗剤をつけるとよく落ちます。

最後に水でよくすすいで　柔らかい布で水気をしっかり拭き取って下さい。

ちなみにルビーもサファイアと同じ鉱物ですので
同じお手入れ方法になります。

硬さはダイヤモンドに次ぐ硬い宝石ですが、
長年使われてきた、サファイアリングには
擦り傷、 欠け等が沢山付いてしまっています。

硬いといって、使い方を間違えると大事な宝石が
割れてしまいますので、取り扱いにご注意ください。

保管の際は、キズ付き防止のため

他の石との接触がないようにしましょう。
いくら硬い鉱物でも、強い衝撃には脆い部分もあるので
取り扱いは要注意です。

土台になるリング・ペンダント・ピアスごと

きれいにされたい方は　ぜひライブスをご利用くださいませ。

またご覧いただければ幸いです。

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