ライブスブログ
プラチナかホワイトゴールドに、迷ったら…
こんにちは ジュエリープランナーの松下です
今日は、ジュエリーに使われる地金のご紹介をいたします
オーダーメイドでご依頼いただくジュエリーでは
イエローゴールドやピンクゴールドもたいへん人気ですが
このジュエリーをどのシーンで使用するかが地金を決めるポイントになります
フォーマル向けのジュエリーでは 白い金属の プラチナかホワイトゴールド
でのオーダー品をおすすめしております
今日は人気のエタニティーリングでのご案内を簡単に
ライブスオリジナルリング(販売品)より見比べてくださいませ
右*地金プラチナ H&C グランバーガー社ダイアモンド 1.22ct 8.5号 ¥250000(+Tax)
左*地金K18ホワイトゴールド(ロジウムメッキ仕上げ) H&C
グランバーガー社ダイアモンド 0.60ct 8号 ¥153000(+Tax)
そもそも、プラチナとホワイトゴールド、どちらでオーダーした方が良いのでしょうか?
というご質問をよくいただきます
金属というと「硬くて強い」イメージがありますが ジュエリーは繊細さが命!
そこで地金の特質を知って扱える技がひかります
右の彫り留めフルエタニティリングはダイアを留める爪の直径は約0.5~0.6mm
地金に石が座る穴を三角錐で彫り、たこ焼きを丸める工程みたいに、
升目に切り目を入れて、四隅の余った地金を丸めて爪にしているんですね
ジュエリー加工には金属の「柔軟性」が必要とされます
プラチナには「粘性」(ねんせい)と呼ばれる、いわゆる「粘り気」のある金属 という特徴があり、
これを生かしてダイヤモンドを留める爪が約0.5~0.6mmでも
折れることなくしっかりとダイヤモンドを留めることができます
ゴールドは「展性」(てんせい)と呼ばれる特徴があり、わずか1gのゴールドを
細く長くしていくとなんと富士山の高さ(3776m)まで引き延ばす事ができるとか
ライブス使用のホワイトゴールドには純金にパラジウムが12%銀と銅13%が
入ることで地金の固さをだしています
(他社ごとに割金の歩合も違い、色味もことなります)
実はこのままではホワイトゴールド地金の色は黄色いので最終仕上げに
ロジウムメッキ加工を経て販売されている「ホワイトゴールド」と呼ばれる色となりますが
メッキでコーティングしているので使用中にはがれてきます
こちらはK18ホワイトゴールドのメッキがはがれた状態
ホワイトゴールドは将来的なメンテナンスでメッキ加工の費用がかかるんですね
(お好みであればメッキなしの地金のご案内もしています)
ライブスでは、このようにデザイン・加工内容・ご予算などの詳細も
直接職人にご相談していただけますよ!!
本日もライブスへ沢山のご来店ありがとうございます。
9月前半のご予約もお待ちしております。
K.Matsushita
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