ライブスブログ
初めての七宝体験
こんにちは松下です(^^)/
先日 長年やってみたかった夢が一つ叶いました
今日は 松下が一日体験してきた記念館のご紹介をいたします
それは『日本伝統工芸の七宝』です
体験させていただいた場所は 日本を代表する 並川靖之七宝記念館!!
(年に一度4日間だけ 最終日にやっと取れたので大興奮)
記念館は 京都東山、三条神宮道を一筋上った白川沿いに建つ
虫籠窓駒寄せ 一文字瓦を伝える明治時代の町家
ご存知の方も多いはず...
2017年4月京都国立近代美術館で賑わった
ヴァンクリーフ&アーペル
∼ハイジュエリーと日本の工芸∼
に展示されていた七宝はこの並川靖之氏の作品がずらりと並んでいましたね
世界が認めた並河靖之の七宝とは・・・
なんといっても作品のひとつひとつが小さいのが特徴。
その小さい世界に、“間”を生かした画面構成と色彩感覚で独創的な
七宝を創り上げたのが並河靖之の七宝。 微細な手作業から創り出す、
繊細で優美な七宝は、手間がかかるため、残された作品の数は多くはない。
そのうえ、明治期の工芸品は主に外貨を稼ぐために海外へと流れ、
日本の人の目に触れることは少なかった。 日本の七宝を世界の最高水準に
まで引き上げた並河靖之。
当時、海外では七宝といえば”Namikawa”として、その名が認められていた。
(並川靖之記念館より抜粋)
そんな背景を感じつつ 明治28年に建てられた記念館の炊事場をお借りして
七宝体験をさせて頂きました
初めて七宝に触れる 有線七宝の製作工程です(どうぞお手柔らかに(^^))
デザインは並川氏の作品よりインスピレーションを受けて繊細な小花に決定
下準備として銅板に釉薬を塗布し800度の窯で焼いて銀ハクを圧着します
この工程が出来上がりを左右します
繊細な事をしたがる私は 初体験にて有線(銀線にて輪郭をつくる)七宝を選びました
下書き同様の1.5mm花びらをせっせとこしらえて 目標は2時間で完成!
銀ハクを貼った 土台に白の釉薬で花びらを固定
黄色く見えるのが白に変わっていきます
釉薬を塗っては焼いてを繰り返し 背景の青色もグラデーションをつけて
真剣になりすぎて途中工程の写真を忘れて黙々と作業してしましました
なんせ 時間でしあげなくては!!と焦りがでてしまいました( ゚Д゚)笑
完成です(^^)/(目を細めてご覧ください(笑))
銀線を使ったので 仕上がりは あえて凹凸が出るようにしてみましたよ!
釉薬とは...粉末ガラスと塗料を水で溶いたもの
表面はガラスの光沢に透明感をだして 下地の銀ハクがキラキラ効果の役割です
凄く綺麗で 繊細な七宝は奥が深いです 愉しくてハマりそうです
以上 松下の 初めての体験談でした(^^)/
最後まで お付き合い頂きありがとうございました
本日もライブスへ沢山のご来店・お問い合わせを頂きありがとうございます
6月後半のご予約もどしどしお待ちしております!!
明日 火曜日は定休日となりますお気をつけくださいませ(^^♪
K.Matsushita
ブログTOPへ total jewelry shop LiVES
〒550-0014 大阪府大阪市西区北堀江1-17-1 corビル1階103
営業時間:11:30~20:00
定休日: 火曜日
TEL:FAX 06-6167-7107
E-mail:lives@ninus.ocn.ne.jp creema
URL: https://www.creema.jp/c/lives-jewelry/item/onsale
iichi URL : https://www.iichi.com/shop/lives