ライブスブログ
さて、皆さんに質問です。
「k24」「k18」「k14」「k10」・・・違いってご存知ですか?
意外と知られていないのですが、この数字の違いはかなり重要なんです。
例えば「k24」
これは「純金」、つまり金100%を意味しています。
最近では、千分率(999、750、585等)を用いた純度の表記も増えてきましたが
k24やk18で表記する「24分率」が今でも一般的です。
では、いつから「24分率」が使われてきたのでしょう?
それは、重さを正確に測る事が出来なかった時代からでした。
当時、金の純度を測るには天秤を使用していました。
測り方は単純で、まず決まった大きさの金を皿に乗せます。
そして反対の皿には、重さの差が小さい種子を乗せます。
種子の数が24粒で天秤が釣り合ったなら
その金の純度は100%としたのです。
この時使用された種子は、マメ科の植物デイゴの種子(↑の画像)のアラビア名「quirrat」
または、イナゴマメの実のギリシャ語名「keration」だとされています。
ちなみに、種子の重さは共に約0.2gだそうです。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが・・・
この二つの種子が宝石の重さに使用される「カラット」という単位の由来とされています。
(宝石のカラットは「大きさ」ではなく、「重さ(1カラット=0.2g)」のことです。)
なぜ「24」なのか、これに関しては月の満ち欠けが関係しているのですが
話が長くなるので、またの機会に・・・
はい、話を戻しましょう!
k24=金100% とすると・・・
k18=75%
k14=58.3%
k10=41.6% となります。
近年、ジュエリーとして多く使用されている「k10」
実は、金が半分も含まれていません。。。
貴金属の価格高騰が原因の一つではありますが
知らずに購入されている方って結構多いんじゃないでしょうか?
さぁ!そしてここで、新たな疑問が出てきます!
金が100%じゃないなら、金以外に何が含まれているのか?
この「金以外に何が含まれているのか」によって
ゴールドのカラーバリエーションが誕生するのですが・・・
続きはまた次回のブログで!
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